青山幼稚園からのお知らせ

幼稚園からのお知らせです。

新年への願い(園長のメッセージ、2022年1月園だよりから)

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1月 《月主題》

   「あそぼう」(2歳、満3歳児)

   「じっくりと」(3,4,5歳児)

《1月の聖書のことば》

   「子よ、元気を出しなさい」(マタイ9:2)

 

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新年への願い
                                                         園長  村 上 義 治
  クリスマス祝会も終わり2学期の終了となりました。8月下旬から始まった2学期は
長く内容豊かな日々を重ね、子ども達一人一人の育ちの確かな足跡を残すことができました。ひとえに保護者各位のご理解ご協力あってのことと感謝しています。
 まもなく迎える新年。すぐる2年がコロナ禍で厳しかっただけに収束の道筋がはっきりできるよう年であればと願うばかりです。
 さて、新年最初の聖句は「子よ、元気を出しなさい。」です。以前の訳では、「子よ、しっかりしなさい。」でした。主イエスは、目の前に起こっていることに戸惑いを示す弟子達の様子をご覧になり語られた言葉です。思うように行かない事が、何度もしかも長期間にわたっているためだんだんと元気をなくしつつある。このままだと現実に引きずられて出来ることも出来なくなってしまう。それでは損失を被る。ここで歯止めをかけて反転しなければいけないとの思いも込められています。
 新年を迎えるに際し、過ぎ去った年に引きずられていてはと思います。続くイエスの言葉は「あなたの罪は赦される」とあります。「罪」とは神に背を向けている状態ですが、それ故に前を向くことができないでいる、そういう過去があったとしても、信じて前向きに進んでいくとき過去の罪から解き放たれると語られています。聖書の有名な人物パウロは「後ろのものを忘れ、前に向かって」と競技者の姿勢を模範と奨めています。
 私は段階の世代で12月74才になりました。年をとるということは「人生はこんなものだ」というある種の諦めを受け入れることを余儀なくされます。折角経験を多く重ねた結果がそうだとしたら残念です。只個人的には、若い時に信仰を持ったおかげか明日への期待をなおも大きくもって過ごしています。これは私自身の力ではなく、背後から「元気を出しなさい」と語られる主イエスのお恵みだと感謝しています。
 若いから気力があるとは限りません。年老いたから希望がないとは言えません。誰でも愛されていることを知り、後押しされ、適切な言葉をかけられる一歩踏み出すことが出来ます。新年主イエスの言葉を受け、確かな足取りで前に向かって進みたいと願います。
 特に21世紀を担う子ども達の歩みが堅実で力強いものとなりますようにお祈りしています。
  HAPPY  NEW  YEAR!  And  May  God  Bless Your  Family !

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愛のスパイラル(園長のメッセージ、園だより12月号から)

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クリスマスおめでとうございます。

この挨拶は、主イエス・キリストの誕生をお祝いする言葉です。と共に今年も年末を迎えたことになります。コロナ禍にありましたが、この一年どんな年だったでしょうか。

 今月の聖句「おめでとう恵まれた方」(ルカ1:28)は、主イエスの母マリアに天使(神の使い)から伝えられた言葉です。彼女の事を天使は「恵まれた方」と語っています。「あなたは神様から一方的に愛されている方ですね。」との意味です。その人に何か功績があるなしに関わらず、受け入れられ大事にされているという事です。そういう経験をした人はやがて困難と思える人生の出来事を乗り越えることができる。そんな彼女の人生を祝福するかのように「おめでとう。」と語ります。

 これは親と子の関係だといえます。親は自分の子を無条件にその幼年時代を受け入れ続けたらどんなにその子にとって好ましくお愛でたいことでしょうか?

 もう40歳近くになる娘から、最近こんな話を聞きました。「パパは、私は小さい時『世界で一番かわいい子だね。』と何度も言われてそう思っていた。しかし小学生になって自分よりもかわいい子が何人もいるんだとわかった。ハハハ。」と。彼女は私が嘘をついていたとは言っていません。むしろ彼女はそのように自分を大事に育ててくれたことに感謝しています。現在彼女も人の子の親になっていますが、その子育てを見ますと忍耐深くそして愛情深く行っています。愛されて育ったことをなぞっているようにも感じています。実は長男は千葉県で牧師をしていますが、キリスト教保育連盟機関誌「ともに育つ」の12月1日号に「サンタは知っている」の記事を載せています。彼の「子育て記」の一端ですが、私が彼にしていたことをこれもなぞっているように思います。(ただし、彼がそのように認識しているかは確認していませんが・・・・)

 マリアは、やがてベツレヘムの家畜小屋で、御子イエスを出産しました。その後予期しなかったような困難を経験しつつ自分が神様に愛されていることを元手に、我が子イエスを守り育てました。その主イエスは、やがて功績も何もない私たちの身代わりとして十字架の上で無償の愛を示されました。負のスパイラルとお聞きになっ事があると思います。しかし、クリスマスは愛のスパイラルの始まりです。

 貴方のご家庭に御降誕の主の祝福が豊かにありますように心からお祈りします。

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11月の園だよりから、園長のメッセージ

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【11月の月主題】2歳 満3歳児 「ありがとう」

     3歳 4歳 5歳児「深める」

【11月の聖書のことば】「わたしのめぐみはあなたに十分である」コリントの信徒への手紙Ⅱ12:9

【11月の賛美歌】「ありがとう」「アドベントクランツに」

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今年の秋の深まりは例年になく早く感じました。園では運動会を終え、秋の自然を楽しみながらの日々を重ねる中で、11月の声を聞くと、クリスマスのお祝いへと想いを馳せることになります。寒さに向かう季節でも、心に熱いものを感じながら過ごしています。

さて、今月の聖句ですが、何だか理解しづらいですね、経営学者のP.F.ドラッカーの名言に「人の成果をあげるのは強みによってのみである。」とあります。この「強み」にフォーカスを当て研修を受けられた方々も多くあると拝察しています。「自分」の或いは「組織」の強みがなんであるか気づき、それを用いて成果を上げることができたら幸いです。日本人は、この「強み」に着目して更に豊かにしようというメンタリティーは弱いところがありますので再確認したいものです。

一方、聖書が語る「弱さ」(足りなさ)には素早く目を留め「だからだめ」と劣等感に陥ってしまいがちです。この言葉を語ったパウロは、経験的に「弱さ」の中にこそ注がれる豊かな神の愛があると力説します。さらに言葉を付け加えると「弱さ」は、力の源であると語ります。言うまでもなくこの真理は、キリストとの関係を抜きにしては成立しないということです。

キリストとの関係が確立するとき「わたし(キリスト)の恵みはあなた(わたし)に十分である。力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ」が自分のものになる。「強み」だけでなく「弱み」も生かせる人生の恵みを味わいたいものです。願わくは、これからの大切な人生を刻む子ども達が、満足のいく歩みができますようにと祈りばかりです。

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10月1日より「2022年度青山幼稚園入園案内」を配付しています。

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2021年10月1日から2022年度入園募集要項パンフレットを配付しています。

お気軽に青山幼稚園(019-647-0223)にお問い合わせください。


 【2022年度の園児募集内容】

 1. 募集定員

 (1) 満3歳児(満3歳に達する日の翌月から)    若干名

    ※満3才児クラス(1号認定)は6月から始まります。

    (2)  3歳児(2018年4月2日~2019年4月1日生まれ) 10名程度

    (3) 4歳児(2017年4月2日~2018年4月1日生まれ) 10名程度 

    (4) 5歳児(2016年4月2日~2017年4月1日生まれ)   若干名

    (5) 保育機能施設すみれ

      2歳児 (3号認定) 

                   (満2歳に達する日の翌月から)定員12名

  2.出願受付日

  ◎4月入園希望者(次年度満3才児入園希望者含む)

   1号認定  2、3号認定  

        2021年11月1日(月)午前9時から受付開始 

     (定員になり次第受付終了します。)

        所定の入園願書用紙に必要事項を記入の上、来園してください。

         2、3号認定の入園希望者は、保育の必要性の認定が必要とな

   ります。市所定の書類(就労証明書他)をお住まいの市に提出の上、

         市から認定証の交付を受けて入園となります。