青山幼稚園からのお知らせ

幼稚園からのお知らせです。

2024年度がはじまりました。

2024年度 保育年主題「さあ、漕ぎ出そう 奏でよう」 

年主題聖句 「私は、道であり、真理であり、生命である。」ヨハネによる福音書14:6 

  

       実りある年度をめざして 

                     理事長 村上義治 

 お子様のご進級おめでとうございます。貴方様の大切なお子様は、今年度どんな育ちの姿を見せてくれるでしょうか。楽しみにしたいものです。私も個人的に子を持つ親として、孫を持つ祖父として彼らの育つ姿に触れ、喜怒哀楽をともにしてきました。どのように育つのか楽しみですが、振り返りますとどのように育てるのかが大事だと言えます。 

 当園では、学園の冠にありますようにキリスト教を標榜し、その精神で教育・保育に当たります。年度初めにあたりその意義をご紹介いたします。 

 「キリスト教保育では、子どもも大人も神さまによって創造され、生命を与えられた一人ひとりがかけがえのない存在であり、神さまの恵みの中に生かされている。」と考えられています。 

 目に見えない神さまの愛を子ども達に知らせるのは大変難しい事です。しかし、聖書を通して、日々の生活の中で、イエス・キリストを身近に知ることによって、見えない神さまの恵みを感じ、その心の中に目に見えないものに対する幼児なりの信頼と安心を持つようになることが出来ます。 

 乳幼児期は、人間の生涯の基礎が形成される大切な時期で、そこで培われたものが生涯の生き方の基礎になると言われています。この大切な就学前に、保護者や保育者のあたたかな愛ある養護を受けることによって信頼感が芽生え、安定します。この様な信頼感は、集団生活での友達や周囲の大人との人間関係にも影響します。人に愛され受け入れられていることによって、互いに愛し合う、かかわりの世界の豊かさと拡がりを経験し、心の安定基地を確保する素地が養われ、生きる意義を知ることになります。同時に未来への期待を抱き困難にも立ち向かう能力を獲得し堅実な人生を築くことにつながります。