青山幼稚園からのお知らせ

幼稚園からのお知らせです。

3月の園だよりから 園長メッセージ「子育て・親育ち」

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3月の月主題   2歳児   『大きくなったね』

        3、4、5歳児 『信じる』

3月の聖書のことば

   「わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる」

             (マタイによる福音書28章20節)

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2月の園だよりから 園長のメッセージ 〝Peace Be With You〟

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【2月の月主題】

  2歳児「いっしょに」

  3~5歳児「わかちあって」

【2月の聖書のことば】

 「その家に入ったら。『平和があるように』と挨拶しなさい。」

                (マタイによる福音書10章12節)

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〝Peace be with You〟

                            園長 村上義治

 3学期が始まりました。例年よりも雪の日が多いように思えますが、子ども達にとってはまさに天の恵みのようで、元気に雪遊びを楽しんでいます。健やかに育っている証です。

 今学期は、進級・卒園に向けての節目の学期ですが、ひとりひとりの育ちの姿をみはらいなから寄り添いつつ対応したいと願っています。

 さて、今月の聖句は、主イエスの言葉で「その家に入ったら『平和があるように』(シャローム・〝Peace be with you〟)と挨拶しなさい。」とあります。

一般的に平和は「戦争がなく穏やかなこと」だと捉えられています。聖書は、勿論それらの意味も含みますが、戦争がないだけでなく「神と人との良好な関係」「人と人との良好な関係」に及んでいます。見せかけの平和ではなく、人々の心・社会的な状況も穏やかであることを指しています。「シャローム(平和がありますように)」という言葉は、主イエスが育ったユダヤの挨拶です。お互いに顔を見合わせると「シャローム」つまり、「神の平和がありますように」そして「あなたの生が穏やかでありますように」との願いが込められています。

 翻って日本の子ども達はどんな状態にいるでしょうか。『先進国のこどもの幸福度』についてはの国際的な調査(2020年9月発表)があり、「こどもの精神的・身体的な健康と学力・社会的スキル」ランキングが報告されました。日本は38カ国中37位でした。なべて日本は豊かで、清潔で学習環境が整っていますが、「自分は幸福ではない」と感じている子ども達が驚くほど多いということです。「生きづらさ」を子ども達が感じて育っている現状に、改めて互いに向き合わなければと思います。「この子がこの子らしく生きやすい状態」を醸成するのは大人の責任だからです。

 聖句の最初に「その家に入ったら」とあります。この言葉はまことに意味深く、今改めてお互いの家庭がどうですかと問われています。足元を見つめ、「うちの子のこころの育ちの環境は?」と自問し、願わくなら、「生きづらさ」に気づき、軌道修正が出来たらと・・・・・・

 最後にあなたの家に〝Peace be with you〟との挨拶と共に祈りをささげます。

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新年への願い(園長のメッセージ、2022年1月園だよりから)

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1月 《月主題》

   「あそぼう」(2歳、満3歳児)

   「じっくりと」(3,4,5歳児)

《1月の聖書のことば》

   「子よ、元気を出しなさい」(マタイ9:2)

 

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新年への願い
                                                         園長  村 上 義 治
  クリスマス祝会も終わり2学期の終了となりました。8月下旬から始まった2学期は
長く内容豊かな日々を重ね、子ども達一人一人の育ちの確かな足跡を残すことができました。ひとえに保護者各位のご理解ご協力あってのことと感謝しています。
 まもなく迎える新年。すぐる2年がコロナ禍で厳しかっただけに収束の道筋がはっきりできるよう年であればと願うばかりです。
 さて、新年最初の聖句は「子よ、元気を出しなさい。」です。以前の訳では、「子よ、しっかりしなさい。」でした。主イエスは、目の前に起こっていることに戸惑いを示す弟子達の様子をご覧になり語られた言葉です。思うように行かない事が、何度もしかも長期間にわたっているためだんだんと元気をなくしつつある。このままだと現実に引きずられて出来ることも出来なくなってしまう。それでは損失を被る。ここで歯止めをかけて反転しなければいけないとの思いも込められています。
 新年を迎えるに際し、過ぎ去った年に引きずられていてはと思います。続くイエスの言葉は「あなたの罪は赦される」とあります。「罪」とは神に背を向けている状態ですが、それ故に前を向くことができないでいる、そういう過去があったとしても、信じて前向きに進んでいくとき過去の罪から解き放たれると語られています。聖書の有名な人物パウロは「後ろのものを忘れ、前に向かって」と競技者の姿勢を模範と奨めています。
 私は段階の世代で12月74才になりました。年をとるということは「人生はこんなものだ」というある種の諦めを受け入れることを余儀なくされます。折角経験を多く重ねた結果がそうだとしたら残念です。只個人的には、若い時に信仰を持ったおかげか明日への期待をなおも大きくもって過ごしています。これは私自身の力ではなく、背後から「元気を出しなさい」と語られる主イエスのお恵みだと感謝しています。
 若いから気力があるとは限りません。年老いたから希望がないとは言えません。誰でも愛されていることを知り、後押しされ、適切な言葉をかけられる一歩踏み出すことが出来ます。新年主イエスの言葉を受け、確かな足取りで前に向かって進みたいと願います。
 特に21世紀を担う子ども達の歩みが堅実で力強いものとなりますようにお祈りしています。
  HAPPY  NEW  YEAR!  And  May  God  Bless Your  Family !

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